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豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。

やまぐち花職人

※こちらは県内花職人の紹介です。直接の販売は行っておりません。ご了承ください。


2012/01/31
西村 和喜さん(下関市)

 地図


【場所】下関市木屋川本町

【面積】1,500坪

【作目】バラ

【年間出荷量】約45万本


 今回訪れたのは、下関市東部の小月地区を流れる木屋川のほとり。自宅周辺に立ち並ぶハウスでバラを栽培する生産農家の2代目・西村和喜さんにお話を伺いました。


 ●良質な花を大事に育てる


千葉大学園芸学部園芸別科を卒業後、バラ農家での1年間の研修を経てUターンした西村さんは、家業に就いて8年目の若手花職人。家族経営で現在37品種のバラの栽培に取り組んでいます。

初めの1、2年は珍しい色や新品種に飛びつき、変わったバラをいろいろと育てたそうですが、目新しさだけでは安定した価格が長続きしないこと、珍しい品種にかぎって育てにくいものが多いことなどがわかりました。品種の色や形、育てやすさを厳しく評価し、自分で納得のできる花を、じっくり大事に育てるというのが西村さんのスタイルです。


 ●手がかかっても、わが子同然


数ある花の中でも特にデリケートなバラは、常に目をかけ、手をかけて育てなければなりません。急に風が強くなったり、雨が降り出せば、夜中でもハウスの窓を閉めに行くなどして、環境の変化に素早く対応します。

「1日でも目を離すと、ハウスの中の風景は一変します。花も日々変化し、成長しているんだなぁって、いつも感じさせられます」と話す西村さんの眼差しは、まるで子育てに奮闘しているお父さんのよう。思うようにいかないこともしばしばですが、それでもかわいくて仕方がないのだそうです。


 ●バラは特別な存在


「バラはちょっと高価で、特別な花ですよね。大事な人に贈られる花の代表格でもある。こうしてバラを育てることで、誰かが誰かを喜ばせようとするお手伝いができるっていうのも、素敵だと思いませんか?」。

 実はご自身も、奥様へのプロポーズの時にバラの花束を贈られたそう。生産農家にとっては数千本、数万本の中の1本でも、使う人にとってはとても重要な1本かもしれないという考え方で、バラの生産に携わっています。そんな西村さんの思いが、花にはちゃんと伝わっているのでしょうね。


 ●目に見えない対話の不思議


ハウスの中を歩きながら、ちょっと面白い話を伺いました。花は人間が話す言葉に反応するというのです。「年数が経って生産性が落ちた株の前で、もう植え替えなきゃならないって言うと、急に芽吹きが良くなったり、本数が切れるようになったりするんです。嘘みたいな話ですが(笑)」。

また、害虫のダニも人間の動きを敏感に感じとっていて農薬をまく話をしたり、機械の音がしたりすると、退治されないように隠れてしまうので、農薬散布を察知されないよう注意して準備をするのだとか。嘘のような本当の話、何とも不思議ですね。


 ●いつかオリジナルをつくりたい


バラに人一倍の愛情を注ぐ西村さんには、いつか実現したい夢があります。それは、生産者にも消費者にも長く愛されるオリジナル品種を開発して、世に送り出すこと。変わり種など数々のバラを育てた経験も踏まえ、見た目が良く、秀品率が高く、病気や寒さに強いなどの条件をすべてクリアする品種を、自分の手で生み出したいと考えるようになりました。

 「まだまだベースをきちんとしないと、品種育成なんてできませんが、死ぬまでには実現したい」。西村さんなら、きっと成し遂げるのではないでしょうか。とっておきの新品種が、西村バラ園から誕生する日が待ち遠しいですね。

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