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豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。

やまぐち花職人

※こちらは県内花職人の紹介です。直接の販売は行っておりません。ご了承ください。


2011/11/30
藤井 久生さん(周南市)

 地図

【場所】周南市須々万
【面積】2反(約600坪)
【作目】リンドウ
【年間出荷量】5万本

 教員生活の後、第2の人生としてリンドウの栽培をチャレンジしている藤井久生さんにお話を伺いました。しかも、県オリジナルの新品種です。

 ●特産品探し

教職を定年退職した後、藤井さんは家業だった農業を始め、その農産物を近隣の農家と共に100円市で販売していました。そして、その収入を貯めては、各地へ視察に出かけるようになりました。自分たちの地域に合った産品はないかと、探すために・・・。しかし、地域の特産品になるようなものは、なかなか直ぐには見つかりません。
そんな時、山口県からリンドウを栽培してみないか、という話が舞い込みます。リンドウは夏期冷涼な中山間地が適地で、水はけの良い酸性の土壌を好みます。須々万は海抜300m〜350mという高地。「狭い棚田で、稲作に苦労した」そうですが、リンドウの栽培には適しているとのこと。そこで、藤井さんは栽培にチャレンジすることにしました。

 ●全国で最も早く咲く

リンドウの産地は岩手県、長野県が有名です。特に岩手県は国内トップの出荷量で、全国各地への流通の他、海外へも輸出されています。オランダでは、鮮やかな紫色が結婚式で喜ばれているとか。山口県内では、下関市豊北町で栽培が盛んです。

数年前から山口県はオリジナルの新品種開発に取り組んで来ました。通常は8月から出荷されるリンドウですが、新品種は露地栽培で1ヶ月以上も早い6月から出荷することができます。長野県の極早生品種よりも開花時期が早く、日本で最も早く咲くリンドウとして、高い市場価値が期待されています。この新品種の試験栽培を、下関市豊北町・山口市阿東と共にここ周南市須々万でも実施することになりました。

 ●繰り返した勉強会

平成18年、まず藤井さんたちは長野県産の市販品種の栽培を開始しました。6戸の農家が藤井さん宅へ何度も集まって勉強会をしながらの栽培でした。こうして、年5万本のリンドウを出荷できるまでになり、仲間の農家も当初の3倍近い17戸に増えました。そして昨年、いよいよ新品種の試験栽培を開始。今年の6月中旬から、山口県オリジナルリンドウを初めて試験出荷したのでした。
品種開発は今年、テスト栽培の期間を終え、品種登録の段階に進みます。

 ●これから本番

今年、勉強会で招いた岩手県の生産者は藤井さんにこう語ったそうです。

「ここの田んぼは日当たりが悪いし水も冷たいから、田んぼとしての価値はないでしょう。でも、だからこそ良いリンドウが、ここなら育ちます」。思い切ってリンドウ栽培に取り組んできて良かったと、藤井さんの勇気が報われた瞬間でした。
「試験栽培は終わって、これからは自力で栽培します。日々勉強しながら、でも、楽しんで育てたい」。朗らかな藤井さんの、内に秘める熱い想いを感じました。

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