花くるりんがお出迎え♪やまぐちフラワーランド E-Mail
住所:山口県柳井市新庄500-1 電話:0820-24-1187 FAX:0820-23-2411
TOPニュース入園案内庭 園イベント団体プラン施設案内アクセスレストラン花マーケット温室売店定期教室山口県花き振興センター見学ツアー協賛店

豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。

やまぐち花職人

※こちらは県内花職人の紹介です。直接の販売は行っておりません。ご了承ください。


2011/03/31
高見 清さん(下関市)

 地図

【場所】長門市日置下
【面積】1,000坪
【作目】デンドロビューム
【年間出荷量】約10,000鉢

 今回は、棚田で有名な油谷後畑との境に位置する台地、雨乞地区で、デンドロビュームの鉢物を専門に育てる高見洋らん園を訪ねました。3月下旬は、ちょうど出荷の最盛期。色とりどりの洋ランに彩られたハウスの中は、花のやさしい香りに包まれていました。


●20代前半で新規就農

園主の高見清さんが花栽培を始めたのは24歳の時。「会社勤めの先が見えた」という高見さんは、2年半のサラリーマン生活を経てこの世界に飛び込みました。
和歌山で洋ランの切り花生産をしていた従兄弟の元で2年間研修を積み、故郷へUターン。ゼロからの出発ではありましたが、花数が多く可憐なデンドロビュームは、当時1本に約800円の値がつく高級切り花。さまざまな苦労はあったものの、順調に出荷量を増やしていきました。

 ●デンドロビュームの鉢物一本に

ところが、昭和の終わりごろから輸入ものが広く出回るようになり、切り花の単価は一気に下落。高見さんがデンドロビュームの鉢物を手がけるようになったのはこのころでした。そして、市場の変化とともに鉢物の割合を次第に増やし、3年後にはすべて鉢花に切り替えたそうです。
また、高見さんは就農当時、通年出荷のためにオンシジュームも栽培していましたが、平成5年以降はデンドロビュームのみを生産。「デンドロビュームの出荷期間は4カ月程度と短く、リスクはあるけれど、技術的には一本に絞った方が品質を高められる」とその理由を語ります。


●苗は挿し芽で増殖

育苗ハウスをのぞくと、初めての光景に出会いました。洋ランの挿し芽です。何と、デンドロビュームは苗を購入しなくても自分で挿し芽で増やすことができるのだとか。これは他の洋ランにはない利点。苗は植え替えを行いながら2〜3年かけて大事に育て、仕上がり丈が揃うよう株の生育状況を見極めて、最後の移植をします。

 ●花向きを揃えるポイントは葉先にあり

この仕上げの鉢に移植する際には、大事なポイントがあります。デンドロビュームの葉先にはよく見るとわずかな切れ込みがあり、この切れ込みが短い方に向いて花が咲くので、最後の移植ではこの向きをしっかりと確認しながら植え替えを行います。デンドロビュームの鉢をどの方向から見ても、花が外側に向いて咲き並んでいるのは、植え替えを慎重に行うからなのです!

●この花を長く育て続けたい

「洋ランの世界ではコチョウランの方が人気だけど、自分にとってはやっぱりデンドロビュームが一番魅力的」という高見さん。取材の最後に話してくれた「30年以上も同じ花を育て続けてこられたというのは、本当にありがたいこと」という言葉が印象的でした。これからもこの花を育て続けることが、高見さんの目標です。
高見洋らん園の次の出荷のピークは母の日。洋ランの中でも花持ちが良く、丈夫で育てやすいデンドロビュームを、「真心」の花言葉に乗せて、皆さんもお母さんへ贈ってみてはいかがですか?

| コメント (0) | トラックバック数 (0) | 閲覧数 (2289)
このエントリのトラックバックURL
http://www.flowerland.or.jp/modules/weblog7/weblog-tb.php/3
印刷用ページ 友達に送る
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
●イベントインフォメーション
●園内見どころマップ
●フォトギャラリー
●フラワーランドだより