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2012/06/29
木下 敦嗣さん(岩国市)

 地図

【場所】岩国市周東町
【面積】約550坪
【作目】苗物(野菜、花)
【年間出荷量】40万ポット

 今回は岩国市周東町、島田川沿いの田園地帯にある木下農園。訪れた時は出荷に向けて、皆さんで大型トラックに春物の苗を積み込んでいるところでした。農園の仕事を始めて約1年。若き経営者、木下さんにお話を伺いました。

 ●26歳の経営者

木下さんは26歳。こんなに若い人がなぜ、農園の経営者になったのでしょうか?
今から35年前。木下さんのお父さんが園芸店を始めました。お父さんは園芸店を営むうちに「地元の苗、自分で育てた苗を増やしていこう」と農園を造り、苗作りも始めました。野菜の苗作りからスタートして、花の苗へと徐々に品数が増えていったと言います。
一方、木下さんはお父さんの仕事を継ぐ気はありませんでした。「普通に就職したい」と進学した大学で園芸とは関係のない分野を学んでいました。しかし、苗作りを頑張っているお父さんの姿を見て「父が作ってきたものを一代で終わらせるのは淋しい」と、農園の仕事を継ぐことを決意したのでした。
大学卒業後、滋賀県にあるタキイ研究農場付属園芸専門学校に入学。そこで1年間、園芸の理論や交配などの実習を学びました。さらに専門学校を卒業して1年間、柳井市の山口県花き振興センターで研修を受け、花を育てるノウハウを専門的に学んだのでした。そうして、昨年4月からは農園の経営者となり、苗作りに邁進する日々を送っています。

 ●手がぬけない苗作り

農園には10棟のハウスがあります。日陰が好きなもの、暑さに強いもの、寒さに弱いもの…苗の性質によってハウス毎に分けて、育てられています。
植物は環境が変わると慣れるのに時間がかかるので、それがストレスになってしまうそう。ストレスが成長に影響するなんて、人間と同じですね。「常に手をかけていないといけないので、苗を育てるのは大変です」と木下さん。

 ●植物はしゃべらない

「苗の世界は、このポットの中だけなんです」と、苗が入っているポットを一つ取り上げた木下さん。春物の苗だと、その一生は春から秋まで。暑すぎたり、寒すぎたりを調整することはできますが、その短い一生を変えることはできません。しかも、何か問題が起きてしまっても、当然、植物はしゃべらない。「だから、種類毎に好む環境を作って、一つ一つきちんと向き合わなければならないと思っています」。
苗作りに真摯に向き合う木下さん。自分が思い描いたように花がいっぱいついた時や、しっかりした元気な苗ができた時、市場や販売店の人から良い評価をもらった時、そんな時が何より嬉しいそうです。

 ●花を見て選んでもらえる農園に

「今は毎日実践して、学んでいく感じ」と言う木下さん。学校で学んだことを実際に試行錯誤して、苗作りの引き出しを増やしたいそうです。そして、「花を見て、良い花だからと選んでもらえる農園」を目指しています。「そのためにハウス環境をもっと良くして、買った人に喜んでもらえる苗を作っていきたい」。
ジニアにベゴニア、ニチニチソウ、ペンタス、サルビア、マリーゴールド…。ハウス内は色とりどりの花をつけた苗でいっぱいでした。それはまるで木下さんの思いと努力が花開いたかのよう。「新品種の開発もしたい」苗作りにひたむきに取り組む木下さんなら、実現する日もきっと近いことでしょう。

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